これを書いている現在、ドラクエ9すれ違い通信16人達成・意外とノウハウが必要な宿屋呼び込みのカウントが2000を超えています。RPGプレイヤーとしては無名だし熱心とも言い難いうちのサイトに、これほどのアクセスが来るとは。それほどみんなドラクエ9のすれ違い通信に困っているのでしょうか?
いや確かに漫然と歩いてもさっぱり通信が成立しないのは事実なので、その気持ちは良く分かります。
というわけで、更に研究を進めました。その結果、新宿や秋葉原に遠出することなく、2名の追加を地元で成功させました。
まとめ §
先に今日の結論をまとめます。
- やはり電車は通信が成立する可能性が高い。これは多人数が狭い空間に押し込まれ、かつ、落ち着いてゲームができる環境ではない状況下で移動中であるためと思われる
- ワイヤレス通信の有効範囲は30メートル程度とされるが、これはかなり短い。通勤電車1両が約20メートルなので、せいぜい1.5両分でしかなく、しかも遮蔽物があれば更に短くなる可能性がある
- 従って、同じ電車の別の車両に乗っている相手との通信が成立しないことも珍しくはない
- また、目視可能な距離にすれ違い通信待機中の相手がいても、通信が成立しない可能性は十分にあり得る
- 通信成立の可能性を高めるには、自分から能動的に動く価値がある
- 停車している電車の脇を先頭から最後まで電車の近くを歩くだけで、通信成立の可能性は飛躍的に高くなる
- その際、自分はホーム上にいる必要はない、電車の脇に道があればそこを歩くだけで十分である
- 当然ながら乗客の多いラッシュ時間帯は有利である
- 長時間電車が停車している追い越し駅は有利である。それだけより多くの車両の脇を歩けるからである
- 別のやり方として、電車が低速で駅に侵入してくる位置に立って待つという方法もある。この場合、自分は動かずとも電車の方が動いて編成全体を通信有効範囲に入れてくれる
というわけで、ラッシュ時(たとえば夜18~19時頃など)に駅の近くで待機し、意識的にできるだけ多くの車両の脇を歩くようにすると、通信が成立する可能性を上げられるような気がします。
今日の体験 §
たまたま井の頭線永福町駅の近くを歩いていました。
そこで、改札から人が出てくる脇に立っていれば通信が成立するかもしれないと思いました。しかし、実際にはそこに立つと邪魔です。そこで踏切の方に移動しましたが、そこはホームから遠すぎます。そのまま踏切を渡り、急行待ちで止まっている各駅停車の脇に出ました。そこで、有効範囲を頭の中でざっと計算し、これでは列車全体をカバーできないと確認して編成に沿って歩き始めました。もうすぐ編成が終わる……というところで1人通信成立!
やった!
これで大満足なので帰ろうと思いました。引き返して戻る途中で急行がゆっくりと駅に進入してきました。ここで、思ってもいなかったことに、もう1人と通信が成立。
遠出もせず、地元で2人も追加で通信が成立するとはウハウハです。
感想 §
すれ違い通信はそれ自体が1つのゲームです。それを行う人がどこにいるのか。確率を考え、相手の行動を考え、それに沿ってひたすら自分も移動します。これは、据え置き型のデバイスではできない面白さですね。それから、おそらくゲームデザインとして意図的に用意されたものとも違います。